ザ・ビッグ・ピンク、次回作は「ヒップホップだ」と宣言

ザ・ビッグ・ピンク、次回作は「ヒップホップだ」と宣言 - 09年作 『ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・ラヴ』09年作 『ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・ラヴ』

09年のファースト『ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・ラヴ』で大きな話題を呼んだエレクトロ・ロック・デュオのザ・ビッグ・ピンクだが、セカンドでは「ヒップホップ・レコード」を作ってみせると宣言している。

マルチ・インストゥルメンタリストとしても有名なマイロ・コーデルは、インディー・バンドが今度はラップをやるという発言はいかにもという感じなのはわかっているけれども、それでもやる気満々だと語っている。

「白人の中流出身のバンドってよく今度はヒップホップ・レコードを作ってやるとか、そういうことを言い出すのはわかってるけどさ」とマイロは語る。「ぼくたちがそれをきっちりやってみせるから」。

ザ・ビッグ・ピンクはこれまでにも影響を受けたアーティストとしてドクター・ドレーやエミネムの名を挙げてきたことで知られているが、今回のヒップホップ・プロジェクトに関してはあくまでも自分たちなりのヒップホップを貫きたいとのことだ。「マッシヴ・アタックやトリッキー、ポーティスヘッドらが独自のヒップホップになっているというのと同じ意味合いでね」とマイロは説明している。

2人はフローレンス・アンド・ザ・マシーンやベイビーシャンブルズを手がけてきたポール・エプワースとアルバム制作をちょうど始めたところ、とのことだ。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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