新作制作に入ったというザ・クリブスは80年年代末や90年代初めにクィーンやデヴィッド・ボウイらを手がけたデヴィッド・リチャーズにプロデュースに託すべく、今年の夏にもリチャーズと会合と行うという。
ザ・クリブスからはギターとして参加していたジョニー・マーが脱退したことが4月に明らかになり、バンドとしてスリー・ピースに戻ることになっているが、バンドはそれ以前から今後の方向性をほのめかしてきてもいた。ベースでボーカルのゲイリー・ジャーマンはリチャーズが住んでいるスイスに今年の夏に赴いて、一緒にやれるかどうかかけ合ってくるつもりだとNMEに語っている。
「ぼくはクィーンの(1991年の)『イニュエンドウ』がもう好きでたまらなくてさ」とゲイリーは語る。「それでスイスにスタジオを持っているそのプロデューサーのデヴィッド・リチャーズにも打診してるんだよ。そうしたら、興味を持ってくれてるみたいだから、7月に会ってみることにしてるんだ」。
リチャーズはクィーンの『イニュエンドウ』のほか、デヴィッド・ボウイの1987年の『ネヴァー・レット・ミー・ダウン』などを手がけたことでも有名で、ほかにもディープ・パープル、イギー・ポップ、イエスらのプロデュースを務めてきている。
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