5月23日のリリース以来、アメリカではすでに100万枚以上のセールスを記録し、イギリスでは25万枚以上、日本でもオリコン総合チャート1位を堅持しているレディー・ガガの『ボーン・ディス・ウェイ』だが、レバノンではキリスト教に対して「冒瀆的」だとのことで発禁処分になったという。
先週からレバノンに向けてこの新作は数千枚単位で出荷されていたが、レバノン当局に押収されてしまい、レバノン国務省は今回の措置の根拠を「公序良俗を乱すため」と説明しているとクリスチャン・ポスト紙が伝えている。
レディー・ガガがレバノンでこうした措置に遭うのは実はこれで2度目で、先のシングル“ジューダス”もまた同じような見地から発禁処分に遭っている。
リード・シングル“ボーン・ディス・ウェイ”もレバノン以外の国で似たような憂き目に遭っていて、マレーシアでは歌詞が「同性愛を促している」と当局が判断したためラジオでの放送が禁止となった。
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