ジョン・スクワイア、ストーン・ローゼズを金儲けのために再結成させるのは悲劇的だと語る

ジョン・スクワイア、ストーン・ローゼズを金儲けのために再結成させるのは悲劇的だと語る - 1989年作『ストーン・ローゼズ』1989年作『ストーン・ローゼズ』

元ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアはストーン・ローゼズ再結成の噂を否定していて、報酬目当てでバンドが再結成することを「悲劇的」だと語っている。

ショートリストの取材に応えたジョンは、ストーン・ローゼズ再結成の噂がここまで長く出回っているのは、自分たちのファン層がもしそんなことが起きた場合の高額なチケットをまかなえる年齢層だからだと説明している。

解散から15年経っての再結成についてどう思うかと訊かれてジョンはこう答えている。「がっぽり儲けるぞということでみんなが集まって、昔のようにやったりするっていうのはなんだかぼくには悲劇的なことのように思えるよ」。

さらにローゼズの再結成の噂がここまで囁かれていることについてはこう語っている。「こういう噂が立つことにも別に意味は感じないし、嬉しいとも感じないよ。単に時代の兆候なんだから。今時のライブとかでお金を浪費しても構わない連中っていうのはある年齢層にあたるわけで、そういう人たちにとってはストーン・ローゼズはうってつけなだけの話だよ」。

また、こうした噂では再結成のために大金が動いているといつも囁かれているが、再結成を持ちかけられてギャラの話にまでなった試しもないとジョンは話している。「そこまでいった試しがないんだよね。噂は確かに耳にするよ。でも、誰かがぼくのところに電話をかけてきて『これくらいの報酬だったらやる?』っていう話になったことは一度もないからね」。

今回の再結成の噂について、元ハッピー・マンデイズのショーン・ライダーは先月末、イアン・ブラウンは離婚したばかりだから慰謝料を稼ぐためにも再結成は今度こそあるのではないかと語っていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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