6月22日に『ポール・マッカートニー』『マッカートニーⅡ』をリマスタリング再発するポール・マッカートニーだが、これまでブラーやゴリラズのデーモン・アルバーンとコラボレーションの話はしてきたものの、スケジュールの都合でプロジェクトが流れてしまっていたことを認めている。
ザ・クワイエットアスとの取材に応えてポールはこう語っている。「そういう話はしてきたんだよ。マジなことにはまだなっていないけど、ぼくはデーモンたちがやってることは好きなんだよ。デーモンとなんかの折に出くわしたことも何度もあるし、そういう時も話すからね。結構、やれるかもってところまでいったりしたんだけど、結局、時間の都合がつかなかったっていうことなのかな」。
その一方で再発した『マッカートニーⅡ』についてはこのアルバムのエレクトロニック・サウンドがオリジナル・リリース当初の1980年当時よく聴いていたトーキング・ヘッズの影響を受けているとポールは語っているが、スパークスからの影響は否定している。
「スパークス? それほどでもないかな。スパークスはテレビで観たことがあるだけで、なんで連中のことを憶えているかっていうと、あの有名なギターはもう終わったっていう発言のせいだと思うんだけど。ぼくとしては、『それはどうかな?』って思ったんだよね」
さらにソロ・デビュー作となった『ポール・マッカートニー』についてはアルバム用に書かれたものではなかったとか。「ビートルズが解散した直後に書いた作品だったんだよ。ビートルズとしてのレコーディング(『アビイ・ロード』)をちょうど終えた頃ね」とポールは説明している。「ビートルズのセッションの終わりにかけていくつか曲を書いていたんだ」。
「それで終わった時に決めなきゃならなかったわけだね。すぐまたバンドを召集しようか? それとも半年くらい音楽から離れようか? あるいはいつものように自宅で音楽を書き続けようかってね。で、結局、自宅で書き続けたっていうもんなんだ。特にアルバムを意識して書かれたものじゃないんだよ。それで、特に誰にもなににも向けて書かれたものになってないんだね。単純にぼくが楽しんでるだけの楽曲ばかりなんだよ」