ミッシー・エリオット、子供の頃に受けた虐待について語る

ミッシー・エリオット、子供の頃に受けた虐待について語る - 2005年作『クックブック』2005年作『クックブック』

先週、テレビ・ドキュメンタリー番組『Behind the Music』に出演したミッシー・エリオットは自身が子供の頃に親族から受けてきた虐待の実態について明らかにした。

ミッシーは8歳の頃、16歳になる従兄に虐待を受けていたことを語っている。「毎日、彼は放課後にわたしがその家に来るように強制してきて。そのうち性的なものになって、まだ8歳だったわたしにはそれがなんなのかさっぱりわかっていなかったけど、でも、なにかおかしいなっていうのはずっと感じてたのね」。

「いたずらをされると、もう消えないのね。今も昨日のことのように思い出せるから」。その後、従兄からの虐待は1年ほど続いたとミッシーは語り、これまで誰にも話したことはなかったと説明している。

さらに番組でミッシーは家庭内で拳銃を突きつけ合うという局面もあったことも語っている。番組中、ミッシーの母パトリシアはこう回想している。「ミッシーは、わたしたち夫婦の喧嘩が限界ぎりぎりだったところを目撃しているのね。その時、主人が『もうわかった! おまえぶっ殺してやる。これで終わりだからな!』って叫んで、わたしも何度も何度も殴られるのに嫌気が差してたから、『結構よ! やってごらんなさいよ!』って言い返したのね」。

ミッシーはそこでこう語っている。「そこで父はわたしの目の前で拳銃を引き抜いて、わたし、もう絶叫してたから。『パパーッ、ママを殺さないで!』って」。結局、隣に住んでいた伯父の仲裁が入ってことなきをえたというが、ミッシーは今でもこの時のことを「人生で一番怖かった」と語っている。

さらにミッシーは家族が極貧の生活を送っていたことも番組で回想していて、水道が家になかったため、バケツに用を足していたことなども語っている。

番組ではまた、ミッシーが2005年の『ザ・クックブック』以来となる新作『Block Party』の制作にもティンバランドらと取りかかっている様子なども紹介された。なお、ミッシーは1週間前にはバセドー氏病にかかっていることも発表している。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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