ザ・スミス全8作のリマスタリング盤を収録したボックス・セット『The Smiths Complete』が9月26日にリリースされることが明らかになった。
今回の再発盤はバンドのギタリスト、ジョニー・マーが監修し、オリジナル・テープ音源からデジタル・リマスタリングされているという。
このセットには1984年のデビュー作『ザ・スミス』、2枚目の『ミート・イズ・マーダー』(85年)、3枚目の『クイーン・イズ・デッド』(86年)そしてスタジオ・アルバムとしてはラストとなった『ストレンジウェイズ・ヒア・ウィ・カム』(87年)と、オリジナル・アルバム4枚が含まれる。
さらに1988年発売のライヴ盤『ランク』、ハットフル・オブ・ホロウ』(84年)、『ザ・ワールド・ウォント・リッスン』と『ラウダー・ザン・ボム』(どちらも87年)のコンピレーション盤3枚も収められている。
CDとアナログ盤の両方でリリースされる今回の再発盤について、ジョニーはこうコメントしている。「ザ・スミスのアルバムのリマスタリング盤がついにリリースされることになって、とてもうれしいね。余計な加工をすべて取り去り、本来の音に戻したので、最初に作られた時と同じサウンドがよみがえっている。出来映えにはぼくも満足しているよ」
今回のボックス・セットにはスーパー・デラックス版もあり、ナンバリングつきで限定3000セットが販売される。こちらには上記8枚のアルバムのCDとアナログ盤、アナログ盤シングル25枚、レアあるいはボツになったものを含むアートワーク、ビデオ・クリップを集めたDVD1枚、高級仕上げアナログ盤ジャケット、特大ポスターなどがセットになっている。
ボックス・セットの詳細を紹介するリリース元、Rhinoのサイトはこちらから→
(http://www.rhino.co.uk/thesmithscomplete.htm)
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