新作『キラー・サウンズ』が8月31日にリリースされるハード・ファイだが、地元ステインズが「ゴーストタウンと化している」と発言したことに対して地元の町会議員から批判を受けている。
ザ・タイムス紙とのインタビューでボーカルのリチャード・アーチャーはステインズについてこう語っている。「ステインズは今すごく暗い町になってて、まるでゴーストタウンなんだよ。たくさんバーが閉鎖してるし、家具屋のハビタットは破産したし、婦人服のジェーン・ノーマンやチョコレートのソーントンズも倒産したしね。少しずつ町が瓦解していってる感じだよ」。
これに対してステインズの町会議員のコリン・デイヴィスはリチャードの事実認識が間違っているとBBCに語っている。
「ステインズがゴーストタウンなどとは言いがかりもいいところで、小売り店向けの事務所スペースの空き室率は8パーセントで全国平均の半分という数字を保っています。ほかの町とは違って、ステインズでは経済環境の悪化に伴ってからもこの数字は上昇していないのです」
さらにデイヴィスはステインズにはそもそもハビタットの店舗などなかったし、ステインズのソーントンズ店も閉鎖には追い込まれていないと反論している。またステインズの業界団体スペルソーン・ビジネス・フォーラムのアレックス・トリビックも次のようにバンドを批判している。
「こうして町の間違った情報が伝えられるというのは非常に腹立たしいことです。こういったコメントはまるで事実とは違ったステインズのイメージを与えかねないので、すぐにでも訂正していただきたいものです」
今のところバンドはなにもコメントを出していない。
(c) NME.COM / IPC Media 2011