ポール・マッカートニー、新作を「ビートルズをフった」因縁のデッカからリリース

ポール・マッカートニー、新作を「ビートルズをフった」因縁のデッカからリリース - ビートルズ 1963年作『プリーズ・プリーズ・ミー』ビートルズ 1963年作『プリーズ・プリーズ・ミー』

4幕ものという大作バレエの音楽を手がけているポール・マッカートニーだが、この作品がかつてビートルズを「ショービジネスでやっていくにはまったく将来性なし」と断じてデビューを見送ったデッカからリリースされることになった。

バレエは『Ocean’s Kingdom』といって、9月22日にニューヨーク・シティ・バレエによって上演され、さらに9月中に4公演、来年1月に5公演を予定しているという。本作はデッカから10月3日にリリースされる。

演奏はロンドン・クラシカル・オーケストラによるもので、指揮はジョン・ウィルソン。物語は、人間によって脅かされるようになった深海の世界での恋愛物語を描いたものだとのことだ。

ポールは声明文で「感情をよく表現する作品を書きたかったんだ」と説明している。「そうすると恐怖、愛、怒り、悲しみなどを演奏することになるわけで、これはぼくにとってとても刺激になっただけでなく、すごいチャレンジにもなったよ」。
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