ブロック・パーティーが突如待望のニュー・アルバムの発売を発表した。
突然のニュー・アルバムの発売決定は、現地時間8月18日に行われた公式サイトでのウェブキャストにて発表された。ブロック・パーティーにとって3枚目となるこのアルバムのタイトルは『インティマシー』で、公式サイトにて8月21日からmp3での先行デジタル配信がスタートする。また同サイトではUK盤のCD予約販売がスタートしている。
プロデューサーは、1st『サイレント・アラーム』を手がけたポール・エプワースと、2nd『ア・ウィークエンド・イン・ザ・シティ』を手がけたジャックナイフ・リーのふたり。前作以来、1年半ぶりのニュー・アルバムとなる。
突然の発表となった経緯に関してフロントマンのケリー・オケレケは「出来上がったアルバムをすぐに、誰もが同時に聴いて欲しかったし、この興奮をそのまま届けたかった」とコメント。アラン・モウルダーによるミックスを経て、完成から約1ヶ月強という速さで急遽デジタル配信にて世界発表される運びとなった。
なお、本日8月19日から、バンドの公式サイトにおいて、本アルバムの先行デジタル配信と今秋店頭発売予定のUK盤CD予約受付が開始される。販売形式はデジタル配信、輸入盤CD予約、CD&デジタル配信セットの3パターン。デジタル配信権購入者(CDとのセット購入者含む)は、CD店頭販売を待つことなく、8月21日から『インティマシー』のmp3フォーマットでのダウンロードが可能となる。またUK盤CD予約者には10月27日にUK盤CDが送付される予定。
日本における製品盤CDの流通については、UK盤、国内盤ともにホステス・エンタテインメントを通じて行われる。また日本のユーザーは日本語版サイト(www.blocparty.jp)を介してUK盤CD予約、デジタル配信権購入(クレジットカード決済)を行うことが可能となっている。また、国内盤CDは10月29日から店頭発売される予定。
1stと2ndが共に100万枚超のセールスを記録、今やイギリスの新世代を代表するロック・バンドとなったブロック・パーティー。レディオヘッドやナイン・インチ・ネイルズをはじめとして、世界的アーティスト達がインターネットを介したアルバム発表方法を試み、ファンとの直接的な結びつきを強める流れも高まっている昨今。彼らの今回のアルバム緊急発表も、そうした流れを反映した試みとなる。