マイ・ケミカル・ロマンスは現在の『デンジャー・デイズ』のツアー活動が終了した時点で、各メンバーがそれぞれにサイド・プロジェクトを追求することになるだろうとほのめかしている。
ケラング!誌の取材に応えたギターのフランク・アイエロは、自身がレザーマウスというユニットに関わっているように、同じようにほかのメンバーもバンド外活動にも精を出すのではないかと次のように語っている。
「ほかのみんなも枝を伸ばしてほかのことをやっていくんじゃないかな。ジェラルド(・ウェイ)はもともと執筆活動がすごく好きで予定しているプロジェクトもあるみたいだし、それと映像の監督もやりたがってるんだよね。それにレイ(・トロ)の才能もすごいものだからね。レイが自身にふさわしい評価を得られるようなプロジェクトをやってくれればいいんだけど。そうやってみんなで枝分かれして、それでいてまたこのバンドに戻ってくる姿がぼくには見えるんだよ」
さらにフランクは実はマイ・ケミカル・ロマンスとしてのレコーディングも近く始める予定であることを語っている。
「今のぼくたちはかなりクリエイティヴな時期を迎えてるんだよね。すごい閃きに満ちたクリエイティヴな作業も進行しているから。どのライブのサウンドチェックでも、なんかものすごい作品に化けそうな新しい作品の摑みとかを形にしてるから。だから、間を置かずにスタジオに入って、それをしっかり導いてやりたいと思うんだよ」
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