新作『マイロ・ザイロト』を引っ提げ、12月からイギリスとヨーロッパのツアーを始めるコールドプレイだが、ヴォーカルのクリス・マーティンはかつてヨーク公爵夫人のセラ・ファーガソンの胸についての曲を書いたことがあると明らかにしている。
アメリカのラジオ・パーソナリティ、ハワード・スターンの番組に出演したクリスはそのトラックが初めて書いた曲で、マスコミに通じた曲だったとクリスは説明している。「11歳の時に書いたんだけど、人々は世の中で本当はなにが起きているのかということよりもセラ・ファーガソンのおっぱいの方に取り憑かれているっていうひどい曲でね」。
「結構、マスコミの事情に通じた曲でね。11歳にしてはずいぶんと社会のことに関心があったんだよ」
さらにスターンにソロをやる気はないのかと訊かれるとクリスは「絶対にない。ソロはなしだよ。ありえないね」と答えた。
セラ・ファーガソンはイギリスのチャールズ皇太子の弟であるヨーク公アンドリューと1986年に結婚したが、半裸で愛人男性と抱き合っている写真がすっぱ抜かれるなど数々の不倫騒動を起こし96年に離婚。その後はダイエット・コンサルタントや貧困や抑圧を受けている児童を支援する慈善事業などに携わっているが、スキャンダルも多い。今後再婚するまでは「ヨーク侯爵夫人」と名乗ることを許されている。
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