コールドプレイ、アヴィーチーがコラボを引き受けた時の様子を詳細に語る

コールドプレイ、アヴィーチーがコラボを引き受けた時の様子を詳細に語る - Photo by Phil HarveyPhoto by Phil Harvey

コールドプレイのクリス・マーティンは『ゴースト・ストーリーズ』の"ア・スカイ・フル・オブ・スターズ"のメイキングをビーツ・ミュージックとの動画インタヴューで語っている。

「『ゴースト・ストーリーズ』はたぶん、愛を失ったことについての作品なんだろうけど、でも、なにかが壊れてしまったからもう諦めるべきだと言ってるものじゃないんだ。むしろ、なにかが壊れてしまったから、それを直して、よりよいものにしてみようよっていうものなんだ。この曲はその時点で"ア・スカイ・フル・オブ・スターズ"と呼ばなきゃならないとわかってて、それはなんでかというと、無償の愛についての曲じゃないとだめだからなんだ。それにコンサートで演奏を続けていれば、ある時、ぼくのわだかまりも消えて、ただ踊ろうって思えるようになるはずだってわかっていたからね」

「正直に打ち明けると、実はたくさんケイティ・ペリーを聴き続けてたんだ。ケイティの曲はずっと同じコード進行がただ続くことが多くて、だから、身体はすごく曲に馴染んで、その上に違うメロディがあって、グルーヴには乗りながらメロディはなんか面白いっていう、すごいアプローチだと思うんだよね。でも、よく考えてみたら、いろんな人が同じことをやっていることに気づいて、ニルヴァーナの"スメルズ・ライク・ティーン・スピリット"みたいな名曲でも、やっぱりずっと同じコード進行なんだよ。だから、そこにはすごくシンプルな形があって、ぼくもそういう、ずっといつまでも弾いていられるような、そういう自分なりのコード進行を探し出さなきゃならなかったんだ。それがある時みつかって、これだって思ったんだよ」

「"ア・スカイ・フル・オブ・スターズ"が閃いたのは夜の11時半くらいのことで、7分くらいで書き上げたんだ。この曲は実はEDMに触発されたのがきっかけだったんだ。なかにはバカにしてる人も多いけど、実際にEDMの現場に行くと、誰も彼もがみんな一つになって最高に楽しんでるのがわかるんだよね。だから、ぼくは人がなんと言おうと、こういう世界観を持ってる曲をやりたいって思ったんだ。ぼくも飛んだり跳ねたりしたいって、自分でもわけがわからなくなるくらいにしてみたいってね。それでアヴィーチーに会いに行って、曲を見せて、これに手を貸してくれないかなってお願いしたんだ。するとアヴィーチーはキャップを後ろ前に回して『もちろん、できるさ。お代は1200万ドル(約14億2000万円)になります』って言ったんだ(笑)」

「やり方はまずアヴィーチーが完全なアヴィーチー・ヴァージョンをやって、それからぼくたちが完全なコールドプレイ・ヴァージョンを作ってその二つの部分部分を一つに織り合せていったんだよ。だから、何時間分ものテープを使ってずっとテトリスをやってたようなもんだよね。道理で時間もかかるわけだよ(笑)」

「この曲は大好きだよ。これまでのところ"ア・スカイ・フル・オブ・スターズ"をライヴでやってると、すごい一つになる感じがあるんだよ。『もうほかのことはどうでもいい、今はただ歌いたい』っていうね。すごく暗いところから始まった曲で、曲として最後に書かれることになって、でも、この曲はずっと書かれたがってて、でも、ほかの曲がどんどんいろんな旅を潜っていくことになって、でも、その過程が必要だったんだよね。扉が開いていくようなことなんだよ。日が昇るのを待ち受けるような感じでね」

「この曲はこれまでぼくたちが書いてきた曲で一番大切な曲なんだ。歌詞的にね。というのも、この曲を歌う度に、『うん、確かにこういう風にぼくは生きたい』って思えるからなんだ」

「たとえば、今世の中で起きているいろんなことを見て、どうしてこういうことになってるんだろうって腑に落ちないことばっかりなんだよ。世の中はもうクレイジーだよね。ぼくにだってどうしてなのかはわからないよ。でもね、この宇宙からはなにか大きなものが最後には生まれるということを信じる気持ちがないと結局、諦めることになって、みんなにとって徒労なだけになっちゃうよね。それはすごく悲しいことだよ」

クリスの動画インタヴューはこちらから。

"ア・スカイ・フル・オブ・スターズ"のミュージック・ビデオはこちらから。

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