レッド・ツェッペリンのヴォーカル、ロバート・プラントが、アメリカのカントリー・ミュージック界のトップ女性シンガーの一人、アリソン・クラウスと組んでカヴァー・アルバムを制作。8月3日付のCMT.comによれば、アメリカにて10月23日に<Rounder Records>より発売されることが明らかになった。
アルバム・タイトルは『Raising Sand』で、1998年にロバート・プラントとジミー・ペイジがリリースしたアルバム『ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル』に収録されている“プリーズ・リード・ザ・レター”のカヴァーほか、トム・ウェイツとキャサリン・ブレナンによる“Trampled Rose”、エヴァリー・ブラザーズの“Gone,Gone,Gone(Done Moved On)”、ベニー・スペルマンのヒット曲“フォーチュン・テラー”などのカヴァーが収録されているという。同アルバムのプロデュースは、映画『ウォーク・ザ・ライン〜君に続く道』や『オー・ブラザー!』のサウンドトラックを手掛けたTボーン・バーネットが手がけており、ナッシュヴィルとロサンゼルスでレコーディングされたという。
なお、アリソン・クラウスによれば、このプロジェクトは、2004年に行われたアメリカ音楽の歴史を作り上げた偉大なアーティスト=レッドベリーのトリビュート・コンサートで2人が共演した際に意気投合し発足。アリソンとプラント、Tボーン・バーネットのスケジュールが合わず3年越しでようやくレコーディングが実現、発売されるに至ったのだという。
なお、レッド・ツェッペリンは、7月31日のNews Todayでお伝えしたように、11月14には2枚組ベストを、11月21日には未発表曲を6曲追加した『永遠の詩(狂熱のライヴ)』をリリースする予定となっている。
レッド・ツェッペリンのロバート・プラントとアリソン・クラウスの共作アルバムが10月に発売
2007.08.08 10:11