ウォール街占拠運動を支持するコンピ盤『Occupy This Album』がこの冬リリースに

先頃ミュージシャンによる支援ウェブサイトも立ち上げられたウォール街占拠運動だが、ついに支援アルバムのリリースが明らかになった。

参加アーティストとしてはクロスビー・アンド・ナッシュ、ディーヴォ、ルシンダ・ウィリアムズ、ヨ・ラ・テンゴ、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、サード・アイ・ブラインドなどが名を連ねているという。

元クロスビー・スティルス・アンド・ナッシュのひとりで今回はクロスビー・アンド・ナッシュとして参加するグレアム・ナッシュは「今回の占拠運動は本当の人々の声を代弁しているし、長く待たれていたものでもあるんだよ」と語ったとCNNが伝えている。

「1パーセントの富裕層に利するように巧妙に作られたシステムに対するみんなの非暴力的な抗議については完全に支持するよ」

アルバムはダウンロードのみのリリースを予定していて、映画『華氏911』など知られるドキュメンタリー作家のマイケル・ムーアによるトラックや、デモ隊が撤去させられたウォール街のズコッティ公園に集っていたドラマー集団のパフォーマンスなども収録されるとか。アルバムの制作スタッフらによると、「今回の蜂起に関わった参加者のみなさんにアンセムとシュプレヒコールを提供する作品になる」とのことだ。

楽曲はライヴ音源や新曲の織り交ざった構成となっていて、サード・アイ・ブラインドの“If There Ever Was a Time”のように今回の占拠運動のために特別に書かれた楽曲も含まれるという。リリースはまだ冬の間にということしか明らかになっていない。

サード・アイ・ブラインドの“If There Ever Was a Time”を聴くにはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=0gf45vXByCg&feature=player_embedded


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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