新作となるセカンド『セレモニアルズ』が1月25日にリリースされるフローレンス・アンド・ザ・マシーンだが、フローレンス・ウェルチは新作がiPod世代に向けられた作品だと語っている。
ETオンラインの取材に応えてもともと『セレモニアルズ』は「楽曲の寄せ集めというよりは1枚のアルバムとしてのまとまりを持つように心がけた」とフローレンスは説明しながらも次のようにも語っている。
「このアルバムはiPodを持っていることを映し出す作品にも確かになっていると思う。そのことを、そういう世代なんだということをはっきり反映していると思うのね。ソウルからちょっと借りてきて、ヒップホップからもさえ影響を少し借りてきていてっていう、そういういろんなもののミックスであることがわたしへの一番大きな影響になってるのね」
なお、フローレンスは先頃発表されたイギリスの30歳以下長者番付で推定資産380万ポンド(約4億6千万円)で29位に挙げられていた。また、アルバムからのニュー・シングル“No Light, No Light”のヴィデオではヴードゥー風の黒人ダンサーと白人の教会というイメージを対比させたことで、差別的で白人優位主義的だという指摘を受けていて一部で論争となっている。
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