メタリカのマネージャーはヨーロッパ全土を巻き込みつつあるユーロ安を考慮して、バンドに対してヨーロッパ・ツアーを敢行するように促したことを明らかにしている。現在のところ、メタリカはイギリスで来年の6月に行われるダウンロード・フェスティヴァルへのヘッドライナー出演をすでに決めていて、それ以外にも本格的なヨーロッパ・ツアーを行い、5枚目のアルバム『メタリカ』の全曲ライヴを含んだセットを披露していくことも明らかにしている。ただ、バンドは今年もかなり精力的にヨーロッパ・ツアーを行ってきたため、また来年もヨーロッパ・ツアーを行うという発表は驚きをもって迎えられたが、ここにきて来年の夏のヨーロッパ・ツアーはユーロ安を当て込んで企画されたことが明らかになってきている。メタリカのマネージャーを務め、Q-プライム・マネジメントの代表でもあるクリフ・バーンスタインはユーロ安という好機にヨーロッパでのコンサートの数を増やしたいと判断したとザ・ウォール・ストリート・ジャーナル紙に語っている。「ぼくはエコノミストじゃないけど、経済学の学位は取っているから結構、役に立ってるんだよね。常にいつなにをどこでやるのにベストなタイミングを考えてなくちゃダメなんだよ。この先数年はドルがユーロに対して強くなるだろうから、そういうことならその機会に乗じてもっとヨーロッパでのライヴを今のうちにやっておきたいということなんだ。その方がぼくたちには儲けが大きくなるからね」さらにバーンスタインはバンドをコカ・コーラにたとえて、ほかのどんなアメリカの商品とも同じ輸出品として自分たちのことを考えないとダメだと語っている。「ぼくたちはコカ・コーラと同じようにアメリカの輸出品なんだよ。最適な市場を常に探しているんだ。今ぼくが目をつけてるのはインドネシアなんだよね」バーンスタインは現在レッド・ホット・チリ・ペッパーズのマネジメントも手がけている関係から、今年の夏にチリ・ペッパーズのヨーロッパ・ツアーも組んでいて、イギリスでもスタジアム・ツアーを予定している。
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