通算5作目のアルバム『マイロ・ザイロト(MX)』がiTunes配信国35カ国全てのチャートで1位に輝くなど好調なセールスを記録しているコールドプレイ。12月29日(木)発売の『ロッキング・オン2月号』では、その『マイロ・ザイロト(MX)』完成直前の彼らに密着した貴重なルポルタージュを掲載している。
アルバム制作にまつわる、当事者しか知ることが出来ない内幕が明らかになっている。
その中で、フロントマンのクリス・マーティンは前作『美しき生命』をリリースした後に、彼らがプロデューサーとして全幅の信頼を置くブライアン・イーノから“最高のアルバムを作るための十戒”を受け取っていたことを明らかにした。
「前作の後、ブライアン・イーノが『もっといい作品を作れると思う』って手紙をくれたんだ。それで、最高のアルバムを作るための十戒を書いてほしいってお願いしたんだよ。その中には、『イタリア人みたいに料理しろ』っていうような抽象的なものもあった。それはつまり、必要以上にややこしくするなってことなんだけど。ほかにも、『すべての絵にすべての色を使おうとするな』とか、『プライドを捨てて、シンプルな仕掛けを使える釣り人になれ』っていうのもあった。気取った言い方なんだけど、これがうまくいくんだよね」
コールドプレイは先日、UKの人気オーディション番組『Xファクター シーズン8』のファイナルに出演しパフォーマンスを披露したが、その影響もあって彼らのアルバムはUKチャートで3位へと再上昇している。