ザ・フレイミング・リップス、新作でオノ・ヨーコ、ボン・イヴェール、ニック・ケイヴらとのコラボ進行中

ザ・フレイミング・リップス、新作でオノ・ヨーコ、ボン・イヴェール、ニック・ケイヴらとのコラボ進行中 - 2009年作『エンブリオニック』2009年作『エンブリオニック』

昨年、多数のイレギュラーなリリースを続けたザ・フレイミング・リップスだが、ウェイン・コインはボン・イヴェールやオノ・ヨーコらとコラボレーション・アルバム用の作業を重ねていることを明らかにしている。

アルバムにはそのほかにニック・ケイヴ、ケシャ、リッキ・リー、エリカ・バドゥらも参加していて4月のリリースを予定しているとウェインはローリング・ストーン誌に語っている。その一方で、ウェインはニック・ケイヴやオノ・ヨーコらとのコラボレーションがすでに終わっているのに対して、ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンとはちょうど話がついたところで、ジャスティンが取りかかっている曲2曲を送ってもらうのを待っているところだとウェインは説明している。

さらなるコラボレーションの可能性についてウェインは次のように語っている。

「こうしたことってほんと数日のうちに実現しちゃうものなんだよ。頭のなかでコラボレーションの設定が思い浮かんだら即手をつけろっていうね。時には連絡がつけばそれだけで出来上がるんだよね」

さらにウェインはケシャにはぜひ「異常なラップ」を披露してもらいたいと称えていて、ケシャ自身「フリークだ」と語っている。「ケシャがぼくたちのファンだとも知ってたからね。実際、いろんな人が人脈で繋がってくるドラッグ関連の連絡経路がいろいろあるんだよ」。

もともとウェインは昨年10月の時点でケシャやリッキ・リーとのコラボレーションを望んでいると明らかにしていて、さらにはニック・ケイヴとの共作についても「ザ・フレイミング・リップスによるニック・ケイヴ・コレクションとしてかなりいい曲が揃うんじゃないかという気がするんだ。特に1曲すごくいい曲がもうできてるから、これはなんかうまくいきそうなんだよ」と説明していた。

ザ・フレイミング・リップスは昨年のハロウィーンに24時間もの長さのあるトラックをリリースしたが、“7 Skies H3”と題されたこのトラックは本物の頭蓋骨13体に仕込まれたハードディスクに収録され、1体5千ドル(約38万5千円)で販売された。

なお、ザ・フレイミング・リップスは毎年恒例の大晦日のカウントダウン・ライヴの会場でオノ・ヨーコ率いるプラスティック・オノ・バンドとのコラボレーションEPを販売している。

ザ・フレイミング・リップスとプラスティック・オノ・バンドのコラボEPを聴くにはこちらから→
http://www.somekindofawesome.com/journal/2012/1/4/listen-the-flaming-lips-and-yoko-onos-collaborative-ep.html


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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