先頃再結成が伝えられたアット・ザ・ドライヴ・インだが、ギターのオマー・ロドリゲス=ロペスとヴォーカルのセドリック・ビクスラー=ザヴァラとで結成しているマーズ・ヴォルタの新作もリリースされることもすでに発表されている。
バンドはこれまでも6枚目となる新作を今年中にリリースするとしてきたが、新作のタイトルは『Noctourniquet』といって3月26日にリリースされることが正式に明らかになった。
2009年の『八面体』以来となるこの作品についてオマーはマーズ・ヴォルタとしての締め括りにしたいと語っていて「これからはもっとコラボレーションをしたいんだ。これまでの10年間、このバンドでぼくは独裁者のようなことをやってきたけど、これからはもっと民主的にやっていきたいんだよ」と説明してきた。
また、オマーとセドリックは先週アット・ザ・ドライヴ・インが再結成したことも明らかにしていた。アット・ザ・ドライヴ・インは2000年のサード・アルバム『リレイションシップ・オブ・コマンド』を最後に01年に解散、オマーとセドリックはマーズ・ヴォルタを新しく結成し、残されたジム・ワード、ポール・ヒノジョス、トニー・ハジャーらも新しくスパルタとして出直していた。なお、ポールは一時期マーズ・ヴォルタにも在籍していた。
元ミリオン・デッドのフランク・ターナーなどはアット・ザ・ドライヴ・インを「ポスト・ハードコアの最高峰」として再結成を大歓迎している。再結成したアット・ザ・ドライヴ・インは今のところまずはコーチェラ・フェスティヴァルへの出演を予定している。
『Noctourniquet』のトラックリストは以下のとおり:
'The Whip Hand'
'Aegis'
'Dyslexicon'
'Empty Vessels Make the Loudest Sound'
'The Malkin Jewel'
'Lapochka'
'In Absentia'
'Imago'
'Molochwalker'
'Trinkets Pale of Moon'
'Vedemalady'
'Noctourniquet'
'Zed and Two Naughts'
アット・ザ・ドライヴ・インの再結成についてジム・ワードからうすうす聞いていたと語るフランク・ターナーの動画はこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/frank-turner-on-at-the-drive-in/1381318984001
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