マドンナのゴールデン・グローブ賞音楽賞受賞にエルトン・ジョンの相方がチクリ

マドンナのゴールデン・グローブ賞音楽賞受賞にエルトン・ジョンの相方がチクリ - 2008年作『ハード・キャンディ』2008年作『ハード・キャンディ』

1月15日に行われた映画とテレビドラマ作品に贈られるゴールデン・グローブ賞授賞式で最優秀音楽賞にマドンナの“Masterpiece”が輝いたが、この授賞についてエルトン・ジョンのパートナーのデヴィッド・ファーニッシュが「出来レース」だと語り、賞の信頼性が疑問視されるべきだと批判している。

実は今年の候補作品にはヒット作品『Gnomeo & Juliet』に使われたエルトンの“Hello, Hello”なども含まれていたが、マドンナの監督作品『W.E.』に使われた“Masterpiece”が受賞したことへの疑問をデヴィッドは次のようにニューヨーク・ポストに語っている。

「出来レースだったと思うよ。こういうことが起きると賞そのものの信頼性が問われなきゃならないよ。マドンナが受賞したのは、マドンナが授賞式への出席に応じ、プレゼンターを務めることにも承諾したからだったのではないかとね」

さらにデヴィッドはこう問い続けている。「たとえば、受賞したマドンナの歌を歌える? 鼻歌とかできる? こんなのほとんどの人が聴いたことのない曲で、しかも誰も観てない映画に使われた曲なんだから。賞はメアリー・J・ブライジかエルトンに行くべきだったと思うよ。マドンナは音楽は好きだけど、映画はちょっとね。本職に集中してた方がいいと思うけど」。

なお、マドンナは2008年の『ハード・キャンディ』以来となる新作『M.D.N.A.』を3月12日にリリースするが、アルバム・タイトルがMDMAを連想させるとしてドラッグ撲滅活動団体などから批判を浴びている。ニュー・シングル“Gimme All Your Luvin’”は1月の最終週にリリースされる。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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