英HMV、イギリスでの音楽と映像のマーケットはアマゾンに抜かれていないと力説

2月8日に市場調査会社のカンターがイギリスの家庭向けエンタテイメント販売についてアマゾンがHMVを抜いたと公表したことについて、HMVはカンター側の発表が誤解を招きやすいと反論している。

カンターは8日にこれよりも早く、クリスマスまでの12週間でアマゾンはCD/DVD/ゲーム・ソフト分野で22.4パーセントのシェアを誇ったのに対してHMVは17.5パーセントにとどまったと発表していた。

しかし、HMVの広報はカンターの数字は偏ったもので、CDとDVDに関しては今もHMVの方が数字的に上にいるのに、ここにわざわざゲーム・ソフトを加えているのはアマゾンに手心を加えているということになるとNMEに指摘している。

「なにを基準にこういう数字を持ち出してきたのかよくわかりませんが、わたしたちにわかるのは音楽と映像に関してなら今も弊社の方が数字的に上まわっているということでして、こういう数字を公表するということは、特にゲーム・ソフトを加えることで相当に偏ったものになっているので、誤解を招きやすいとうことだと思います」

さらに広報担当者はこう続けている。「先に弊社からも発表しましたとおり、ゲーム分野に関しては昨年度は販売もシェアも減少しましたので、これを除けば、音楽と映像両部門合わせましてHMVがエンタテイメント分野でリーディング小売業者ということになります。本年度に向けましてはお客様に大きなメリットとなるような、さらにさまざまな要素を統合した多角的なご提案を企画しておりますので何卒よろしくお願い申し上げます」。

また、広報氏はアマゾンの数字的な伸びは同社のディスカウント攻勢によるところが大きく、他部門でのビジネス・チャンスのために損失覚悟で数字を上げようとする経営戦略のためだとも指摘している。

(c)NME.COM / IPC Media 2012
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