ホイットニー・ヒューストンの急死に、アリサ・フランクリン、ボビー・ブラウン、“オールウェイズ・ラヴ・ユー”の作曲者らが追悼

ホイットニー・ヒューストンの急死に、アリサ・フランクリン、ボビー・ブラウン、“オールウェイズ・ラヴ・ユー”の作曲者らが追悼 - 『ボディガード』オリジナル・サウンドトラック『ボディガード』オリジナル・サウンドトラック

2月11日にロスアンジェルスのビヴァリー・ヒルトン・ホテルの寝室で亡くなっていたホイットニー・ヒューストンを多くのミュージシャンがフェイスブックとツイッターを通じて悼んでいる。

ホイットニーの名付け親だったアリサ・フランクリンは次のようにフェイスブックで追悼している。

「今はまだ話題にすることさえ辛いです。青天の霹靂でとても信じられません。テレビの画面に現れたテロップの内容はありえないとしか思えませんでした。シシー(ホイットニー母)、ホイットニーの娘のボビー・クリス、ホイットニーのご家族、そしてボビー(元夫のボビー・ブラウン)にお悔やみ申し上げます」

1998年にホイットニーと“ホエン・ユー・ビリーブ”でデュエットを果たしたマライア・キャリーはツイッターでこう追悼している。「友達でかけがえのなかったホイットニー・ヒューストンの衝撃的な死に悲観に暮れて涙にまみれています」。その後、マライアはさらにこうツイートしている。「この地球を美しく愛でた偉大な声のひとりとして彼女の名前は忘れられることはないでしょう」。

リアーナはこう追悼している。「言葉なんてない! 涙だけ。#愛しいホイットニーへ」。その一方でケイティ・ペリーはこう綴っている。「打ちのめされています。ホイットニー、いつまでも愛しています。R.I.P.(ご冥福を)」。さらにラッパーのニッキー・ミナージュはこうコメントしている。「なんでホイットニーなの? 史上最強の人だったのに」。

また、ホイットニーの別れた元夫のボビー・ブラウンはミシシッピー州サウスヘイヴンでホイットニーの死が報じられて数時間後に行われたライヴで次のように追悼したとAP通信が伝えている。「まず最初に、今日来てくれたみなさんのことを愛していると言わせてください。そして、その次にこう言わせてください。『ホイットニー、愛しているよ』と。今日このステージに立つのは人生で最も辛いことでした」。

その一方でラスヴェガスのシーザーズ・パレスでコンサートを開いていたエルトン・ジョンはこうコメントしている。「今日は悲しい日になりました。ホイットニーについては、彼女の音楽についてのみ話したいと思います。ホイットニーはこれまでぼくが見たなかで最も美しい女性のひとりでした。その才能を、そしてぼくがこれまで聴いたなかでも最も美しかった声をぼくたちに与えてくれてありがとう」。

日本ではホイットニーの最も有名な曲として知られている大ヒット曲“オールウェイズ・ラヴ・ユー”の作曲者で、カントリー・アーティストのドリー・パートンは自身のオフィシャル・サイトでこう追悼している。「わたしの心はホイットニー・ヒューストンの死によって悲観に暮れている数百万もの心のうちのひとつにすぎません。わたしの歌にホイットニーがほどこしてくれた素晴らしいパフォーマンスについてはいつまでも感謝と畏怖の気持ちを忘れることはないでしょう。だから、心の底からこう言えます、『ホイットニー、わたしはいつまでもあなたを愛するでしょう。あなたがいなくなったことは多くの人々に惜しまれることでしょう』」。

ミッシー・エリオットは次のようにツイートしている。「一緒に仕事をした時のこと、ありがとう。あなたの声は世界中を感動させた! この困難な時に、ヒューストン家のよかれを祈ります」。

クリスティーナ・アギレラはこう追悼している。「また、わたしたちは伝説を失った。ホイットニーのご家族に愛とお祈りを捧げます。ホイットニーの死は数多くの人に惜しまれることでしょう」。

アリシア・キーズは次のようにツイートしている。「気分が悪くなってしまった……命とは本当にかけがえがなく、しかもわたしたちの魂はこれほどまでに儚い。みんなでお互いのことを愛し合おう! 美しいホイットニー、あなたに会えなくなってさびしくなります、世界中がさびしく思うでしょう!」

ホイットニーの死因などはまだ発表されていないが、TMZなどはホイットニーの寝室には処方箋薬が残されていたこと、さらにホイットニーが風呂で溺れ死んだ可能性があることを伝えている。もともとホイットニーはこのホテルで11日に開催される予定だった、ホイットニーを世に送り出したクライヴ・デイヴィス主催によるグラミー賞前夜祭に出演することになっていた。ホイットニーの準備が遅れていたため、女性スタッフが怪訝に思って寝室を調べたところ、ホイットニーはバスタブですでに息絶えていたと伝えられている。前夜祭はそのまま開催されたが、すぐさまホイットニーへのトリビュート・ライヴとなったという。


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