キーン、5月リリースの新作『ストレンジランド』はザ・ヴァクシーンズに触発されたと語る

  • キーン、5月リリースの新作『ストレンジランド』はザ・ヴァクシーンズに触発されたと語る - 5月9日リリース『ストレンジランド』

    5月9日リリース『ストレンジランド』

  • キーン、5月リリースの新作『ストレンジランド』はザ・ヴァクシーンズに触発されたと語る - ザ・ヴァクシーンズ 2011年作『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』

    ザ・ヴァクシーンズ 2011年作『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』

  • キーン、5月リリースの新作『ストレンジランド』はザ・ヴァクシーンズに触発されたと語る - 5月9日リリース『ストレンジランド』
  • キーン、5月リリースの新作『ストレンジランド』はザ・ヴァクシーンズに触発されたと語る - ザ・ヴァクシーンズ 2011年作『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』

5月9日に4枚目となる新作『ストレンジランド』をリリースするキーンは、新作がザ・ヴァクシーンズのファースト『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』に触発されていることをNMEに明かしている。

キーボードのティム・ライス=オックスリーは新作制作の経緯を次のように語っている。「(プロデューサーの)ダン・グレッチがザ・ヴァクシーンズでやった仕事がすごく気に入ったんだよ。ちょうどあのアルバムが出た頃で。ダンはレディオヘッドとも仕事をしていたし、ハウリング・ベルズのセカンドを手がけてて、これもぼくなんかは大好きだったからね。そうしたらラッキーなことにダンはぼくたちの大ファンだったともわかって、一緒にやることになったんだよ」。

また、ヴォーカルのトム・チャップマンは『ストレンジランド』の制作を2004年のファースト『ホープス・アンド・フィアーズ』と比較してこう語っている。「作業は2010年に始めて、デモをまず制作し始めたんだ。制作にこれだけ時間をかけたのは『ホープス・アンド・フィアーズ』以来のことだよ」。

「新作はもっと初期のキーンのノリに通じるものがあるんだよ。2008年の『パーフェクト・シンメトリー』はちょっと自己満足的な作品だったけど、今度のではもうちょっと自分たちのことがよくわかって、自分たちの持ち味についても自覚的になってるんだよ」

その一方でティムはこうつけ加えている。「ぼくたちとしてはプロデュースへの偏重をより少なくして、曲が素晴らしいかどうかそこに力点に置いたんだ。いい曲に辿り着くまでにはクソ曲をたくさん書かなきゃならないもんだからね」。

さらにティムは新作には深みが備わっていると次のように説明している。「すごくエモーショナルなアルバムなんだよ。タイトル曲はある方向に行くんだろうなと想像して人生を歩み出してみて、その後の人生がとんだ回り道をしていたことに気づくというものなんだ。今度の収録曲はたいがいなそんな話を扱ってるんだよ。でも、こうやって話を聞いた印象よりもずっと希望を感じるアルバムなんだよ!」

バンドはアルバム・リリースにあわせて9公演からなるイギリス・ツアーを予定している。

『ストレンジランド』のトラックリストは以下のとおり:
'You Are Young'
'Silenced By The Night'
'Disconnected'
'Watch How You Go'
'Sovereign Light Café'
'On The Road'
'The Starting Line'
'Black Rain'
'Neon River'
'Day Will Come'
'In Your Own Time'
'Sea Fog'


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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