1980年12月8日に起こった、ジョン・レノン殺害事件の真相を追究した映画『チャプター27』が12月に日本で公開されることが決定した。ジョン・レノンを殺害した犯人、マーク・デイヴィッド・チャップマンが凶行に及ぶまでの3日間に焦点を当てるこの作品。主人公のチャップマン役を演じるのは、30セカンズ・トゥ・マーズのフロント・マンとして音楽ファンには知られるジャレッド・レト。『ファイト・クラブ』、『ロード・オブ・ウォー』といった作品への出演歴があるハリウッド俳優でありつつ、バンド活動にも力を入れており、アルバム『ア・ビューティフル・ライ』は全米で100万枚を超えるセールスを記録している。5月に単独来日公演を実現させたほか、8月11日、12日に行われたサマーソニック07でエモーショナルなパフォーマンスを披露した。ジャレットは体重を30kg増量させチャップマン役に挑んだほか、今作の製作総指揮も務めている。また作中のキーパーソンとなる少女ジュード役として、リンジー・ローハンが登場。弱冠21歳にしてアルコール依存症というスキャンダラスな話題を無尽蔵に生み出し、ここ日本ではゴシップ・クイーンとしての知名度が先行している観もあるリンジーだが、主演女優として映画『フォーチュン・クッキー』『ミーン・ガールズ』をヒットさせたほか、『スピーク』『リトル・モア・パーソナル』と2枚のアルバムをリリースするなど、音楽活動にも力を入れている。
『チャプター27』は今年12月、シネクイント他にて全国順次ロードショー予定。配給はアスミック・エース エンタテインメント。
ジョン・レノン殺害事件に迫る映画『チャプター27』日本公開が決定
2007.08.13 21:08