アット・ザ・ドライヴ-インのジム「再結成は金目的ではない」

アット・ザ・ドライヴ-インのジム「再結成は金目的ではない」 - アット・ザ・ドライヴ‐イン 2000年作品『リレーションシップ・オブ・コマンド』アット・ザ・ドライヴ‐イン 2000年作品『リレーションシップ・オブ・コマンド』

4月9日に11年ぶりのライヴを行ったアット・ザ・ドライヴ-インだが、ギターのジム・ウォードは今回の再結成はお金が主な動機にはなっていないと主張し、再結成をただ利用しているわけではないと語っている。

『NME』とのインタヴューでギターのオマー・ロドリゲス=ロペスはバンドの再結成には「時間とお金」の要素も確かに絡んではいたと語っていて次のように説明していた。「正直言ってみんなもいつやるんだとしびれを切らしていたし、毎年、ギャラの提示はあったわけだからね。それは避けられない問題だから。そんな要素がまったくないような振りをするとしたら、それはよっぽどのバカか政治家ってことになるよ」。

その一方で、ジムは『ロサンジェルス・タイムス紙』に今回の再結成とツアーが純粋に金銭的な動機のみから行われているわけではないと語っている。「一番楽しみにしてるのはこのバンドにはどんな企業も絡んでいないっていうことなんだよね」とジムは断ってからこう続けている。

「これは再結成したという状況をフルに利用して出来るだけ多くのフェスティヴァル出演に乗り込んでいくっていう、そういうものではないんだからさ。むしろすごくゆっくりとやっていることで、ぼくたちも文字通りなにがどうなるのか先についてはよくわからないんだよ」

なお、今後の新作制作の可能性について、オマーはノスタルジアとしてやることだからありえないと語っていて、「もう自分には合わなくなっちゃった古いTシャツみたいなものなんだよ。それでも着てみるとなんかいい感じだなあっていう。それだけ単純なことなんだよ」と説明している。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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