メタリカのラーズ・ウルリッヒ、ノエル・ギャラガーのためにドラムを叩きたいと語る

メタリカのラーズ・ウルリッヒ、ノエル・ギャラガーのためにドラムを叩きたいと語る - メタリカ 最新作『ビヨンド・マグネティック』メタリカ 最新作『ビヨンド・マグネティック』

今年の夏に1991年の『メタリカ』の全曲ライヴを含んだヨーロッパ・ツアーを予定しているメタリカだが、ドラムのラーズ・ウルリッヒはノエル・ギャラガーのドラムならぜひやってみたいと語っている。

ノエルの率いるハイ・フライング・バーズの一員としてやってみたい気はあるかと訊かれ、ラーズは次のように『NME』に語っている。

「ノエル・ギャラガー以外で誰か一緒にやりたいやつがいるかとなると相当に難しいよ。ただ12月にロスで観た時にあの『時計仕掛けのオレンジ』みたいななりをしてた奴、ジェレミー・ステイシーはすごいいい仕事をしてたよ。素晴らしいライヴだったな。ノエルと世の中のドラマー3万7千人があいつにダメ出しをしたとしても俺はあいつを買うね」

さらにラーズはこう続けている。「ノエルが俺のことを選ぶかなんて当然わからないけど、俺だったら結構ソリッドなグルーヴを叩き出せると思うよ。真剣に俺のことを考えてくれるかどうかわからないけどね」

その一方でラーズは自身も題材となったドキュメンタリー映画『Mission to Lars』についても語っている。

『Mission to Lars』は脆弱X症候群という発達障害を負ったメタリカの大ファンのトム・スパイサーが妹でジャーナリストのケイトと弟で映像作家のウィリアムと一緒にラーズに会うべくエクスターのケアホームからロスアンジェルスやラスヴェガスを目指す内容になっている。

映画についてラーズは次のように語っている。「すごく感動的だったよ。全部は観てないんだけど、ラフは去年の夏くらいに観たんだ。作品のためにトムやケイトに会った時はそれはそれでひとつの経験だったよ。でも、去年映画を観て、あの時のスタッフを思い出すのもまた大きな経験だよ」

「俺たちが直接関わっている話じゃないし、彼らの映画だし、彼らの旅なんだけど、俺たちとしては支援しているよ。それに下手にこっちが首を突っ込んで、不純なものにもしたくないし。俺もよく知らなかったようなことをしっかり教えてくれるし、音楽の重要性と様々な人たちへの意味をよく伝えてると思うよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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