デーモン・アルバーン、ソロの展望を語る

デーモン・アルバーン、ソロの展望を語る - デーモン・アルバーン『ドクター・ディー』6月6日発売デーモン・アルバーン『ドクター・ディー』6月6日発売

8月12日に行われるロンドン・オリンピック閉幕記念イヴェントにブラーとして出演する予定のデーモン・アルバーンだが、当座の自身の予定についてソロ新作に取りかかっていることも明らかにしている。

昨年からソロ作品をほのめかし、最近になってブラーやゴリラズが終わったわけではないと語ってきているデーモンだが、BBCラジオの番組『フロント・ロウ』で「自分の名前の」レコードに取りかかっていると語っている。

現在取りかかっているものについて訊かれてデーモンは次のように答えている。「今週はロシア製のシンセサイザーをいろいろいじくりまわしてて、なんとなくぼくの名前のレコードみたいなものをやりたいかなあということも考えてるんだけど。まあ、ソロ・レコードといってもいいのかもしれないけど、ぼくはその言い方が好きじゃないんだ。なんかすごく寂しい感じがするんだよね、ソロって。ぼくの人生ではあまりソロにはなりたくないんだ。でも、そう、確かに自分のレコードを作ってるところではあるんだよ」

その一方で開幕準備が続いている今年のロンドン・オリンピックについては「あまりにも企業的」だとしていて、8月のハイド・パークでのライヴについては自身もバンドもオリンピックを祝福するというよりはむしろ、ロンドンを祝福するつもりで臨むつもりだと語っている。

ブラーは8月12日にハイド・パークで開催されるオリンピック閉幕記念ライヴにザ・スペシャルズやニュー・オーダーとともに出演する予定になっているが、すっかりオリンピック気分になっているのかという問いに次のように答えている。

「企業のいいようになっている側面にはちょっとげんなりしちゃうんだけどね。ちょっとそういうのが(スポンサーシップなど)多すぎるよ。でも、たくさんの人はそうは思ってないみたいなんだ。そのオリンピックの正式な閉幕をぼくたちがまた記念することにもなってるんだけどね」

「でも、ぼくたちがこれをやるのはロンドンのためであるのと、ハイド・パークでもう歌いまくりたいっていう人たちのためになんだよ。だから、ロンドンを再活性化して、そのためにぼくたちの力を使わせてもらうっていうことではもうやる気一杯になってるんだ」

また、ハイド・パークでは2009年にも再結成ライヴをバンドとしてやっているが、その時のマジックを再現できるかどうかはわからないとデーモンは語っている。まず、今年のハイド・パークでのライヴをどう見ているかという問いにデーモンは次のように語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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