ジョージ・マイケル、自身についてのでっちあげ密会記事の真相をツイッターで暴露

ジョージ・マイケル、自身についてのでっちあげ密会記事の真相をツイッターで暴露

昨年末に公演先のオーストリアで肺炎にかかって危篤状態に陥ったジョージ・マイケルだが、電話盗聴事件で昨年廃刊になった『ザ・ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙と親会社でルパート・マードック率いるニュース・インターナショナル社から同性との密会事件をでっち上げられたことをツイッターで暴露している。

幼女殺人事件の被害者の携帯電話のハッキングにまで発展したこの電話盗聴事件についてはイギリス議会で調査委員会が立ち上げられ、ニュース・インターナショナル社から受けた電話盗聴について様々な証言が集められているが、この委員会への証言要請があったかどうかについて、委員会がジョージに対してはなかったと発表しているのに対して、ジョージはあったとしていて、要請状も弁護士に預けてあるとツイッターで発言。ただ、委員会に出頭しなかったのは自分の訴えが「ただの芸能人のぼやき」と受け取られるのが嫌だったからだと説明している。

その後、ジョージはニュース・インターナショナル社がある男性と自分の密会事件をでっち上げようとしていたが、この男性から告白状を受け取っていて、委員会には出頭しない代わりにこの告白状を託していたことを明らかにし、その内容をツイッターでも明らかにしている。

「男はある記事についての詫び状を送ってきていて、それは数年前にザ・ニュース・オブ・ザ・ワールドの1面に掲載された記事についてだったんだ。それによると男は記者ふたりにブライトンにある自宅に押しかけられ、さる有名人との情交の現場を赤外線カメラで撮影しているが、男の顔写真の撮影を許可しなければその情交の現場写真そのものを公表すると脅されたらしいんだね。男は一体、自分の相手は本当は誰だったのかと訊くと、記者たちは情報をしっかり提供したら教えてやると言ったそうなんだ」

「記者たちは『ネタ』を仕込んだあと、男に誓約書を書かせ、立ち去る準備をし始めたので男がそこでもう一度一体相手は誰だったのかと訊ねると、記者たちはぼくだと語り、それに対して男は『それはありえない、というのは自分が密会したのは身長190センチ以上あってオランダ訛りだったから』と言い張ったんだけど、もう誓約してしまった後だったので後の祭りだったというわけなんだ」

その後、男は各メディアに自分が体よくはめられたことを各メディアに訴えて回ったが、どこもまともに取り合おうともしなかったと説明していて、唯一話を聞いてくれた『サンデー・ミラー』紙は、男がHIV陽性である場合にのみ記事として取り上げてもいいと伝えてきたと男が詫び状のなかで説明していたとジョージはツイートしている。

なお、昨年末肺炎をこじらせて死にかかったジョージは回復への感謝を込めて"White Light"という新曲をしたためたことを先月明らかにしているが、ここにきて声が完全に復調したことも一連の告発ツイッターとともに明らかにしていて、さらに3曲、新トラックを完成させたと語っている。
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