ザ・ストロークスは昨年の『アングルズ』に続く新作の制作に取りかかったことが明らかになったと『ビルボード』誌が伝えている。
『ビルボード』誌によれば、『アングルズ』のミックスやプロデュースを手がけ、ギターのアルバート・ハモンド・ジュニアのソロ作『コモ・テ・ヤマ?』も手がけたガス・オバーグが今回もプロデューサーとして参加していて、バンドはニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで作業を進めているという。なお、新作が完成するとバンドにとってはRCAとの契約のうちの最後の作品になる。ただ、その一方で、ピッチフォークはバンドがオバーグとのレコーディングも行っていないし、新作に向けた作業もしていないとバンドのマネジメントが否定したと伝えている。
ちなみにベースのニコライ・フレイチュアは『アングルズ』の制作過程ではメンバー間の関係がぎくしゃくしたことを認めてきていたが、昨年夏の時点ではバンドが「いい場所」にいるともニコライはその後語っていて、ただ、必ずしも新作用にメンバー全員が同様に作品を持ち込んでいるわけではないとも説明していた。
「ネタを持ってきてる人もいれば、そうじゃない人もいるね。まだ、完成した曲は少ないけど、パートやフレーズはたくさん揃ってきてるんだ。パズルのようにそういった部分部分を合わせてはくっつけようとしてるんだよ」
ただ、全員がスタジオに姿を揃えるだけの時間的な余裕ができないと、なかなかこれ以上にギアも入らないだろうとニコライは説明し、次のようにコメントしていた。
「ぼくたちがひとりひとりでやることは、全員でやることとはあくまでも違うんだよね。今ぼくたちはバンドとしていい場所にいると思うんだ。なんか結婚セラピーでも受けてるような気分だよ」
(c) NME.COM / IPC Media 2012