ポール・マッカートニーは今年で在位60周年を迎えたエリザベスⅡ世について、素晴らしい人だと語っていて、大好きだとも発言している。
6月18日には自身も70歳の誕生日を迎えるポールだが、在位60周年記念ライヴではヘッドライナーも務め、イギリス史上でも有数の在位期間を誇る現女王への思いを次のように『デイリー・テレグラフ』紙に語っている。
「陛下はロックンロール女王だよね。おかしなもんかもしれないけど、陛下の治世はきっとそういうものとして記憶されると思うよ。エリザベスⅠ世については(女王に重用されアメリカの植民に寄与した)ウォールター・ラリー卿で記憶されてるけど、エリザベスⅡ世についてはビートルズになるよ」
さらにポールはこう続ける。「ぼくたちくらいの年代がキッズだった頃にはね、陛下はとっても魅力的な若い女性で、そんな女性が即位するっていうすごい責任を負ったわけだよね。すごく人間味のある人のように思えたんだ。みんな陛下を誇らしく思ったもんだよ。実際、素晴らしいよ。ぼくは大好きだね」
また、『アビイ・ロード』の最終曲として収録され、エリザベスⅡ世について歌った"ハー・マジェスティ"については、表現の自由がどこまで実現されたのかということを象徴する楽曲となったと語っている。
「あれはほんとに洒落として書いた曲だから。でも、どれだけ時代が変わったのかっていうことを体現してるよね。あんな歌を書いても、ロンドン塔に監禁されて斬首されなくなったんだからね」
さらに王室の是非について訊かれるとポールは次のように答えている。「王室などすべて廃止するべきだという共和制的な見方もぼくにはよくわかるけど、でも王室を本当に廃止したら、国家元首として国を誰に代表させることになるの? それも政治家にやらせるの? それってやってみたところであんまり進歩になってないような気がするんだよね」
なお、ポールの誕生日にあたる6月18日にはポール・ウェラーがザ・ビートルズの"バースデイ"のカヴァーをリリースすることが14日に明らかになっている。収益は世界各地の紛争地の子供を支援する団体ウォー・チャイルドに寄付されるという。
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