ジャック・ホワイトは自身で運営するサード・マン・レコードでレディオヘッドがレコーディングをしていたことを明らかにしている。
現在ヨーロッパ・ツアー中のジャックはBBCの取材に応えて、レディオヘッドがサード・マン・レコードでレコーディングしていたことを認めているが、ただ、セッションに自分は関わっていないことも明らかにしている。
先月ボナルー・フェスティヴァルにヘッドライナー出演したレディオヘッドのトム・ヨークはライヴ中にジャックとのコラボレーションとも思える発言をしていた。トムは"スーパーコライダー"をジャックに捧げ、次のようにオーディエンスに告げたそう。
「この曲はジャック・ホワイトに捧げます。ジャックには盛大にありがとうと言いたいけど、なぜかはまだ言えないんだ。いずれわかると思うよ」
ボナルーが行われるテネシー州マンチェスター近郊はジャックのサード・マン・レコードのあるナッシュヴィルにも近いため、ひょっとしたらサード・マン用のレコーディングをレディオヘッドがジャックと行ったということかとの憶測をこの発言は呼ぶことになった。
これに対してBBCにジャックはこう語っている。「どこまで話していいのかよくわからないんだけど、とりあえず俺はバンドと演奏していないし、プロデューサーもやってないよ」
さらにジャックはこう続けている。
「ただ、連中はサード・マン・レコードに来てくれてレコーディングしたんだ。これ以上なにを説明したらいいのかもうわからないし、だから、今言えるのはこれだけかな」
なお、レディオヘッドは7月10日からヨーロッパ・ツアーを再開させ、その合間にフジロックで来日も果たす。
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