リチャード・ブランソン、ヴァージン・レコードを買戻しか?

リチャード・ブランソン、ヴァージン・レコードを買戻しか?

ヴァージン・レコードの創業者リチャード・ブランソンが、自身が40年前に設立した同社を買い戻す心づもりでいるという。

現在、レーベルはユニバーサルが所有しているが、ユニバーサルは12億ポンド(約1512億円)でEMIの買収も考えているため、企業の寡占状態に陥ると関係当局から難癖をつけられる前に、ヴァージンを手放してしまうことを検討しているらしい。

現在はヴァージン航空などヴァージン・グループの経営者として知られるブランソンだが、ヴァージン・レコードはもともとブランソンが1970年に若干20歳の時に創業したレーベルで、1992年にヴァージン航空の経営肩入れのためにヴァージン・レコードを5億1000万ポンド(約642億円)で売却している。ヴァージンは1977年にセックス・ピストルズを引き受けたレーベルとしても有名で、EMIへの売却が成立した時、ブランソンは男泣きしたと伝えられている。しかし、ここにきてブランソンは自身のブログでヴァージン・レコードは「眠れる美女」になっていると語っている。

「最近(ユニヴァーサルの)ルシアン・グレインジやパトリック・ゼルニクとヴァージン・レコードをめぐって内々で話をしているんだ。ルシアンとパトリックは30年来の知り合いで、ふたりともレコード業界の人間として素晴らしい人たちだし、特にパトリックはヴァージン・レコードを再生させようと強い意気込みを見せてくれているんだ。ここ10年はヴァージンの経営は間違っていたからね」

「ルシアンとぼくとしては、正しいマネジメントと投資を行なえばまた先頭を走る革新的なレーベルになれるという意味で、『眠れる美女』なんじゃないかと思っているんだよ。ユニバーサルがヴァージン・レコードが手放すかもしれないという可能性は刺激的なビジネス・チャンスだとぼくは思っていて、その折にはぼくが70年代に始めたこのレーベルをパトリック・ゼルニックと一緒にという形で取得してみたいと考えているんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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