ミューズは『ザ・レジスタンス』中の"エクソジェネシス"組曲が盗作だったと350万ドル(約2億7300万円)もの賠償訴訟を起こされたことについて、「まったくのでたらめだ」と断じている。法曹専門誌のコートハウス・ニュース誌はチャールス・ボルフラスなる人物が先週ニューヨークのマンハッタンでミューズは自分の書いた『Exogenesis』という「映画的なSFロック・オペラ」の原案を盗用したと訴えたことを伝えている。訴えによれば、ボルフラスは2005年にミューズのほか、数バンドとコンタクトを取り、地球が崩壊した後の宇宙での彷徨を描いたSFロック・オペラの制作を持ちかけたという。しかし、ミューズは翌年になってボルフラスの申し出を断ってきたが、その後、『ザ・レジスタンス』中の"エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第1部(序曲)"、"エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第2部(他家受精)"、"エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)"の3曲の中でボルフラスの構想を盗用したとボルフラスは訴えている。さらに、ボルフラスは『ザ・レジスタンス』のジャケットもボルフラスがロック・オペラとして創作したストーリーのイメージボードの一部が盗用されているとして、バンドとワーナーを著作権侵害と不当な商習慣の強制と不当競合とで訴えているそうだ。これに対してバンドの広報はボルフラスの訴えが「まったくのでたらめだ」として真っ向から否定している。「この訴えはまったくのでたらめですし、そっくりそのまま否定します。この話はすべてが『あるシナリオ』に基づいているようでさえありますが、ただ、バンドはこのシナリオを受け取ったことも見たこともなければ、おまけに聞いたこともない人によって書かれたことになっています。つまり、このアルバムはすでに3年以上前に形となって発表されていたということになるはずですが、こういうまったく根拠のない言い掛かりをつけられたのは、今回が初めてですからね」一方で、新作『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』を10月3日にリリースするミューズだが、10月から12月にかけてヨーロッパ・ツアーを敢行する予定で、9月30日にはロンドンのラウンドハウスで開催されているiTunesフェスティヴァルに出演する予定になっている。
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