スラッシュ、アデルは今の音楽産業にとって強力な気つけ薬になっていると語る

スラッシュ、アデルは今の音楽産業にとって強力な気つけ薬になっていると語る - スラッシュ 最新作『アポカリプティック・ラヴ』スラッシュ 最新作『アポカリプティック・ラヴ』

スラッシュはアデルが大好きだということを明らかにしている。

アデルについてスラッシュは「彼女はすごいよ」と『ジ・インディペンデント』紙に語っている。「音楽産業にとってはすごく強力な気つけ薬になってると思うよ。まず、自分で作品を書いていて、少しもわざとらしいところがないよね。おまけにレコードを売りまくっていて、若いアーティストにとってはものすごくいいお手本になってるよね。エイミー・ワインハウスと同じで、すごくオーガニックでリアルだし。今みたいになんかみんながみんな作り物みたいな時代にこういうものが当たるってすごくいいことだよ」

また、同じ記事でスラッシュは自身がアクセル・ローズと袂を分かって1996年に脱退したガンズ・アンド・ローゼズについて次のように振り返っている。

「大人になる前の、思春期後の経験としてはあれはいまだに究極の体験だったかなあと思ったりするよ」とスラッシュ語っている。「俺はかなり頑強なサヴァイヴァーで、今こうして元気にしてるだけでも本当に幸せなんだよ。あのままああいう存在であり続けてたら、俺も今頃はこの世にはいなかっただろうね」

スラッシュはソロ最新作『アポカリプティック・ラヴ』を5月にリリースしていて、現在その世界ツアーを敢行中だ。10月3日に北アメリカ・ツアーを終えると、そのままヨーロッパ・ツアーへと乗り出す予定になっている。ツアーにはアルバムでヴォーカルを提供したマイルス・ケネディも同行している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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