04年のブルース・カバー・アルバム『ホンキン・オン・ボーボゥ』を除くと、実に11年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』をリリースするエアロスミスが、『ロッキング・オン』12月号でロング・インタヴューに答えている。
スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーという黄金コンビではなく、バンドの立ち上がりから関わっているメンバー5人すべてが曲作りに励んだ新作だが、それを反映したかのようにインタヴューには5人全員が登場。その中、ここ10年間のバンドの状態をスティーヴン・タイラーが語った。
「俺たちはこれまで曲が書けないでいたってことになってるわけだけど、でも、そうじゃなくて、この10年間に書かれていた曲もあったわけだし、それぞれが別々に曲は書き続けていたんだよ。ただ、単純にバンドとしてしっかり集まってお互いを感じ合いながら、それを曲としてまとめていく機会がなかったってことなんだよね。どうしてできなかったのかというとそれは、これまで長い間、俺たちみんなの心がそれぞれ別々の場所にあったからなんだ」
エアロスミスの新作『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』は11月7日に全国発売される。

http://ro69.jp/product/magazine/detail/74430