ジョン・レノンがエリック・クラプトンをバンドに誘う手紙の下書きがオークションに

ジョン・レノンがエリック・クラプトンをバンドに誘う手紙の下書きがオークションに

ジョン・レノンがエリック・クラプトンに送った手紙の下書きがオークションに出品されるという。

手紙は来月18日にロサンジェルスで開催されるプロファイルズ・イン・ヒストリー・オークションに出品される予定で、3万ドル(約240万円)前後の値をつけるのではないかと見られているとロイター通信が伝えている。

1971年9月29日と記されたこの下書きでジョンは、エリックに一緒にバンドを始めようと次のように持ちかけている。

「エリック、僕には君のなかのすごいものを、実際には君の音楽の中で表れていたもっととんでもないものを引き出せると思うんだ。同じように、僕たち全員のすごさをひきだしたいと僕は思っていて、もしみんなが一緒になればそれはきっとできると思うんだ」

エリックは1970年のザ・ビートルズ解散前にも、69年にジョンとヨーコのプラスチック・オノ・バンドの一人として活動を共にしたことがあった。また、ビートルズの68年の『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』でも、"ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス"に参加している。

オークションを主催するジョー・マダレーナはこの手紙について次のように語っている。

「ジョージ・ハリスンがビートルズをやめようと思っていた時期があったわけで、その代役として目されていたのがエリック・クラプトンですから、この手紙はひょっとしたら、そうしたありえたかもしれないことへの手がかりともなるものなんですね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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