U2のボノ、アメリカのジョー・バイデン副大統領とエイズと貧困問題で会見

U2のボノ、アメリカのジョー・バイデン副大統領とエイズと貧困問題で会見

U2のボノは11月13日にアメリカのジョー・バイデン副大統領とホワイトハウスで会見し、グローバル経済やエイズ、貧困問題について話し合ったと副大統領のツイッターで発表されている。

プレスへの記者会見ではホワイトハウスのジェイ・カーニー広報官がふたりの様子について「バンドの結成に立ち会ったような感じでしたよ」とも語った。

また、ボノは12日にはワシントンDCにあるジョージタウン大学で開催された世界社会的企業会議に出席し、そこで基調演説を行っている。その中でボノはオバマ大統領を称え、現在の経済的な課題やある種の財政的判断が極端な貧困層に持ちうる破壊的な影響などについて語ったと『ローリング・ストーン』誌が伝えている。

「予算削減は、貧しい中でもさらに貧しい人たちの生活そのものを奪いかねないんだよ。その辺の事情を汲むことは難しいことではないはずなんだけど、今は難しくなってるんだよね。議会の中や、あるいはこの大学でもね。でも、ぼくはこう言いたい。今現在の景気後退期はモラルの後退期でもあったということにしてはいけないんだよ。それは二重の冷酷さがまかりとおったということになるから」

また、この後にもボノは貧困と病苦の根絶を目指す団体ワン・キャンペーンの代表として民主党、共和党の議員らとの会見も予定しているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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