スクリレックス、いまだかつてない創作意欲と新作の展望について語る

スクリレックス、いまだかつてない創作意欲と新作の展望について語る

スクリレックスは、どう使っていいのかわからないくらい曲がありあまっていることを語っている。

『ビルボード』誌との取材に応えてスクリレックスは新しい作品がありあまるほど書けていると明らかにしていて、音楽を作ることにいまだかつてないほどに刺激を感じていると語っている。

スクリレックスはEP『Leaving』を1月2日に限定ダウンロード・リリースし、楽曲をユーチューブでも公開しているが、今後の活動について次のように語っている。

「音楽が今ありあまるくらい手元にあるんだ。どう使ったらいいのかわからないくらい曲が揃ってるんだよ。どっちみち、ぼくはいつもずっと音楽を作り続けてるからね……とにかく、レコードを作りたいんだ。ただ、じっくり考えてああでもないこうでもないと思案を練って『今度言いたいことはどういうことかな? これまで言ってきたこととどう違うかな?』ってはっきりさせていろいろ整理するところまで時間が取れてないんだよ」

「自分の中にあまりにもいろいろ、いろんなアイディアが詰まってて、いまだかつてないくらい音楽を作ることに刺激を受けてて、というのも、こんなことは2年くらいなかったくらいだからなんだよ」

ただ、スクリレックスは2010年の『スケアリー・モンスターズ・アンド・ナイス・スプライツ』や11年の『バンガラング』のようなEPになるのか、初のフル・アルバムにするのか、まだわからないとしている。

「『バンガラング』は7割方、ツアーをしながら作ったから、スタジオに入ってなにかをじっくり作り上げるという意味では『スケアリー・モンスターズ』以来ということになるね。で、内容はぼくがこれまでに作った曲で最高のものが3曲だけというものになるかもしれないし、ぼくの最高傑作となる20曲となるかもしれない。どんなものになるのか、まだ見当もつかないんだ」

また、スクリレックスは元交際相手のエリー・ゴールディングとのコラボレーション・トラックとなった"サミット"の新しいヴィデオも1月2日に公開している。エリーとスクリレックスは9か月の交際を経て昨年10月に交際を解消したことを明らかにしているが、エリーは海を隔てた遠距離恋愛だったことをその原因として指摘している

。エリーは先月リリースした最新作『Halcyon』のプロモーションのため、世界各地に向かいながらロンドンを拠点に活動を続けていて、スクリレックスはアメリカにベースを置いているため、交際が難しかったという。その一方でエリーはスクリレックスとのコラボレーションはこれからも続けるとしていて、「わたしと元彼のソニーはまだいい友達だから、来年(2013年)一緒に音楽を作ろうとも考えてるのね。わたしたちなりの小さなプロジェクトをリリースするつもりなんだけど」と昨年語っていた。

EP『Leaving』の"The Reason"を聴くにはこちらから→

EP『Leaving』の"Leaving"を聴くにはこちらから→

EP『Leaving』の"Skary Bolly Dub"を聴くにはこちらから→

"サミット"の新しいヴィデオはこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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