コートニー・ラヴは先頃行われたライヴでジェイ・Zの"99プロブレムス"のカヴァーを披露したという。
ライヴはアメリカのユタ州で開催されているサンダンス映画祭で1月22日に行われたが、コートニーのカヴァーの動画がユーチューブに上げられている。演奏の前にコートニーは「次のはまるでハズすか天才的かのどっちかね」と言って、自身のヴァージョンを歌い出した。
その他、コートニーはライヴで"ミス・ワールド"、"スキニー・リトル・ビッチ"、"ノーザン・スター"なども披露した。
コートニーのレコーディングはホールとしての2010年の『ノーバディーズ・ドーター』が最後となっているが、コートニーは2月7日にシングル"This Is War"をリリースすると『ローリング・ストーン』誌に10月に語っていた。
「今にでも出したい曲で、2分59秒しかなくて、病的で、強烈で、最高なの。イギリスだったら1位になると思うけど。アメリカだと、またわかんないのよね、これが。でもね、わたしが130とか135BPMの曲を作ることになるとは思ってなかったな。とにかく、ものすごく速いロック・ソングだから。ほんとに、言っとくけどこんなにすごいロック・ソングはわたしは他に聴いたことないから!」
"99プロブレムス"はジェイ・Zの2003年の『ザ・ブラック・アルバム』に収録され、翌年シングル・リリースされるとイギリスではチャート12位に輝いた。以降、この曲はヒップホップ・クラシックともされていて、『NME』が11年に特集した過去15年のベスト・トラック150曲では24位に選ばれている。
コートニーの"99プロブレムス"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=y3PDwzXh_3M
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