デヴィッド・ボウイのドキュメンタリー作品が5月にイギリスで放映へ

デヴィッド・ボウイのドキュメンタリー作品が5月にイギリスで放映へ

デヴィッド・ボウイの人生とキャリアを振り返るドキュメンタリー作品『デヴィッド・ボウイ-ファイヴ・イヤーズ』がBBCテレビで放映されることが明らかになった。

タイトルは『デヴィッド・ボウイ-ファイヴ・イヤーズ』というもので、デヴィッドの人生のうちでも特に重要だと思われる5年、つまり、1971年、75年、77年、80年、83年を特に取り上げるものになっていて、さらに今年に入ってからのカムバックについても扱っているという。放映は5月に予定されている。

デヴィッドは1月8日に66回目の誕生日を迎えているが、同日にニュー・シングル"ホエア・アー・ウィー・ナウ?"を突如リリースし、3月には10年ぶりの新作『ザ・ネクスト・デイ』をリリースすることも明らかにした。

『デヴィッド・ボウイ-ファイヴ・イヤーズ』ではさらに未公開映像や、これまでデヴィッドとコラボレーションを試みたり、活動を共にしたミュージシャンらのインタヴューなども紹介されるという。

実際の放送を行うBBC 2のジャニス・ハッドロウは次のように語っている。

「今回の作品をお送りできることになって本当に楽しみにしています。『デヴィッド・ボウイ-ファイヴ・イヤーズ』は現代において最大の影響力を誇り、画期的な表現を追求しているパフォーマーのひとりとして知られるデヴィッド・ボウイの人生とキャリアについて、これまでになくわかりやすく見直していく作品になっています」

さらに作品の監督を務めたフランシス・ウェイトリーは次のように説明している。

「今回の作品は、実はデヴィッドと2001年に『オムニバス』(BBCのアート特集番組シリーズ)で一緒に仕事してからずっと構想を練ってきた企画だったんだよ。2013年という年はデヴィッド・ボウイの年となりつつあるから、この傑出したアーティストに捧げられた特集作品を放映するには絶好のタイミングとなったわけなんだ」

また、イギー・ポップと過ごしたベルリン時代についての映画『Lust for Life』の製作が始まったことも先頃明らかにされている。この作品ではデヴィッドのベルリン3部作の『ロウ』『ヒーローズ』『ロジャー』とイギーの『ザ・イディオット』と『ラスト・フォー・ライフ』が制作された頃の二人の関係が描かれることになるとザ・ハリウッド・リポーター誌が伝えている。

作品はイギリスの映画製作会社オルタード・イメージとベルリンにベースを置くエゴリ・トッセリ・フィルムとの共同製作になり、監督には『大統領暗殺』のガブリエル・レンジ、脚本にはテレビ・シリーズ『トリニティ~背徳のキャンパス~』などで知られるロビン・フィンチの起用が決定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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