今年デビュー10周年を迎え、3月6日には約4年ぶりとなる5thアルバム『湘南乃風~2023~』をリリースする湘南乃風。
現在発売中の『bridge74号』では彼らのロング・インタヴューを掲載し、波乱万丈の歴史と現在に迫る。
「やられればやられるほど、俺らは強くなっていった。結局、強い歌しか書けない自分らがいて、前しか見れない俺らがいて」(若旦那)
このように語る湘南乃風の10年はまさに闘争史だ。
“純恋歌”“睡蓮花”といった大ヒット曲を生み出し、オリジナル・アルバムはオリコン1位を記録するなど不動の人気を得てきた彼ら。レゲエをお茶の間にまで広げるという大きな功績を果たす一方で、ポップ路線に大きく舵を切ったキャッチーな楽曲は「これはもはやレゲエなのか?」という批判のやり玉にあがることもあった。
『bridge74号』のインタヴューでは、周囲との摩擦もさることながら、そういった葛藤や苦悩が湘南乃風のグループ内でもあったことが明かされている。
「ぶっちゃけ、俺は王道のレゲエをやり続けたくて。だから『(メンバーと)一緒にやりたくねえ』って思いはあった。『純恋歌』の時がピークで。『もう違うじゃん!』って」(HAN-KUN)
メンバー同士の意見の食い違いやジレンマを経験し、それでも湘南乃風はどのようにその歩みを進めてきたのか? そして今、湘南乃風が強固なグループとして、順調に活動できているのはなぜなのか?
10周年というひと区切りを迎えた今、メンバーが思いをありのままに語った貴重な内容だ。
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