1月発売のCUT2月号でお届けした木村昴さん×白井悠介さん×葉山翔太さんの鼎談&小林ゆうさんのソロインタビューに続き、発売中の3月号では、ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」の碧棺 左馬刻役・浅沼晋太郎さん、シンジュク・ディビジョン「麻天狼」の神宮寺 寂雷役・速水奨さん、オオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」の白膠木 簓役・岩崎諒太さんの鼎談インタビューを掲載しています。
ディビジョン・リーダーズの中では年上組にあたる3人は、どんな覚悟で今回のファイナルディビジョン・ラップバトルに臨んだのか? 鼎談インタビューから一部抜粋してご紹介します。
以前のバトルは「負けたら新しい曲が歌えない」とか「物語がストップしてしまう」という不安はずっとあったんですよね。でも今回のこのシステムでは、自分たちのディビジョンが勝つルートが存在することはわかっているので。絶対に優勝したいという想いは当然ありますけど、他のルートも見てみたいという想いも同時に芽生えるっていうのは新しいですよね。だから、結果的にはみんながハッピーになれる未来は用意されてるよってことだと思います。もしそれを生ぬるいって言われちゃったら、「人生、心地よさだって必要だろ?」ってアンサーします(笑)(浅沼)
第1回バトルの時は、僕らみんな、戦い方を知らなかったんですよ。「バトルってどうするの?」という感覚だった。第1回の決勝ではヨコハマとも戦ったけれども、やってみたらすごく気持ちよかったんです。バトルが終わったあとみんなで一緒に天井を見上げるような、すごい一体感があって。(中略)それからバトルを重ねていく中で、だんだん親和性が高まってきた。バトルはバトルだけど戦ったあとは遺恨を残さないというルールが自然にできてきたように思います。今回の映画は特にそんな感覚だったかな(速水)
常日頃から、自分が出ているライブや舞台を客席から観てみたいなと思っていたんですよね。今回の映画は、ひとつのライブと言っていいと思うので、劇場でライブやバトルをみなさんと同じ客席から観られるのがすごく楽しみです。自分のディビジョンの勝敗がどうなるか気になるところはもちろんありますけれども、周りが盛り上がっている中にイチ観客として自分が入れるのは特殊な経験ですからね。しっかり劇場に行って体感したいと思ってます(岩崎)
先行配信が始まっている各ディビジョンの新曲についてや、初めて戦うヨコハマvsオオサカについてなど、笑いを交えながら語り合っていただきました! 『ヒプマイ』を支えてきた頼もしさを感じる、読み応えたっぷりの特集となっています。映画を観る前にも観た後にも、2号連続特集を何度も読み込んでいただけたら嬉しいです!(阿部文香)
CUT3月号は現在以下にて購入可能です。