デヴィッド・ボウイ、ビデオ・クリップの監督が現在のボウイの創作意欲を語る
2013.03.05 12:00
いよいよ3月13日に10年ぶりの新作『ザ・ネクスト・デイ』をリリースするデヴィッド・ボウイだが、シングル"ホエア・アー・ウィー・ナウ?"のビデオの監督を務めた映像作家のトニー・アワスラーは『サンデイ・タイムズ・カルチャー』誌にデヴィッドの復帰に関わった心境を語っている。トニーは1997年に行われたデヴィッドの50歳の誕生日コンサートにおいてヴィジョンの映像なども手がけているが、アーティストとしてのデヴィッド・ボウイ観を次のように語っている。「アーティストにとって、仕事はそのまま生きることなんだ。それは生業にして、趣味でもあり、哲学でもあって、最も原初的な衝動でもあるんだよ。デヴィッド・ボウイについていつも魅力に思ってきたのは、デヴィッドはそういう文化的な現象を引き起こしてやろうという、燃えるような使命感に駆られていることがよくわかるということなんだ」したがって今回のデヴィッドの一線復帰ほど嬉しいものはなかったともトニーは語っている。「『そういうことだったらいつだってスケジュールは空けておくよ!』っていうもんだったよ。今回の現場復帰の一端に関わることができて本当に嬉しかったよ」その一方でプロデューサーのトニー・ヴィスコンティはデヴィッドがツアーを行いそうもないことを次のように『ローリング・ストーン』誌に語っている。「2日前にも話したんだけど、『ツアーはやらないってそれだけは譲れないよ』と言ってたね。『もしやるとしたら、やったとしても1回切りだな』って言うんだけど、いつかなんて、誰にもわからないことだよね」なお、アルバムでギターを務めているジェリー・レナードは次のようにも語っている。「新作の中でも勢いのいい楽曲なんかを弾いていると、いきなり『これだったら、ライヴでやっても最高だな!』って口にすることも何回かあって、するとみんなで『えっ、なんだって!?』って驚いたもんだけど。その一方で、ほかの人間にライヴについて訊かれたりすると、目のやり場に困ったような顔を見せたりするんだよ」「だから、本人のやる気の虫が疼き始めたら、やるだろうってことだね。声の張りはいいし、様子もぴんぴんしてるからね。やれることは間違いないよ。でも、デヴィッドについては先が読めないからね。ただ、ぼくとしてはライヴをやるようになる前にもう1枚アルバムを作りたがってるのかなという気がするね。今はすごく多作な時期を迎えてるからさ」