6月18日にリリースされたカニエ・ウェストのニュー・アルバム『イーザス』が、初週で327,000枚のセールスを記録し、全米ビルボード・チャート初登場1位となることが明らかになった。
本作の327,000枚というセールスは、ヒップホップの作品としては、初週で631,000枚を売り上げた2011年のドレイクの『Take Care』以来の記録となる。
アルバムは全10曲を収録。エグゼクティヴ・プロデューサーとしてリック・ルービンが参加しており、アルバムへのリック・ルービンの貢献について、カニエ・ウェストは以下のように語っている。
「ミニマリズムについて俺はまだ学習中のガキ程度しかわかってないけど、リックはその達人だからね。一緒に働くことができて、本当にただありがたいことだったよ。リックと仕事をすることはこちらを謙虚にさせてくれる体験だったし、俺がこれまで『ウォッチ・ザ・スローン』や『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』のような作品をプロデュースしたにもかかわらず、一度もグラミー賞を受賞していないわけを自覚させてもらったんだよ」
『イーザス』は、全英チャートでも初登場1位を記録している。