トゥー・ドア・シネマ・クラブ、「ローリング・ストーンズはもう終わっている」と語る

トゥー・ドア・シネマ・クラブ、「ローリング・ストーンズはもう終わっている」と語る

6月29日にグラストンベリー・フェスティヴァルへの出演を果たしたトゥー・ドア・シネマ・クラブだが、出演前の『NME』との取材で出番についての抱負を語り、またザ・ローリング・ストーンズは終わっていると発言している。

自分たちの出番への抱負について、アレックス・トリンブルは「もうめちゃ最高なライヴになるから。ぼくたちが一番得意なのはライヴだからさ」と語る一方で、サム・ハリデイは「本当に楽しみにしてるよ。ここで演奏できるってことで盛り上がってるし、日和もいいから当然すごく楽しみにしてるし、それがみんなに伝わるといいなと思ってるんだ。ぼくたちの演奏を通してね」と説明している。

さらに今年のヘッドライナーの顔触れについてアレックスは次のように語っている。
「ちゃんと観てないんだけど、アークティック・モンキーズは大好きだし、最後の曲だけ観られたんだよね。それだけでもなにか評価するとしたら、とりあえずかなりよかったっていうことだよ。しかも、自分たちに期待されていることにしっかり応えられる数少ないバンドの一つであって、つまり連中はグラストンベリーのヘッドライナーを務めて、めちゃくちゃいい仕事をちゃんと観せつけることができるバンドなんだよ。それに対してマムフォード・アンド・サンズはすごく若いバンドだけど、ぼくは期待してるし、きっといい仕事をしてくれるはずだと思ってるんだけどね。ライヴ・バンドとしても素晴らしいものを持ってるから。で、ストーンズに関しては、もう年寄り過ぎるし……ある時点を越えると経験さえも失っていくものだと思うんだよ。脳味噌がどんどん下り坂になっていくだけだっていう。だから、僕としてはもう終わってるんじゃないかと思うんだよね。でも、これもわからないもんで、案外いいライヴをやるかもしれないよ」

また、アレックスはヘッドライナーを担えそうなバンドがあまりにも少ないと次のように嘆いてもいる。
「あまりの多くのバンドがクソだよね。今じゃもうヘッドライナーと呼べるバンドはそうそういないんだよ。ラインナップを見て、こいつらはフェスやグラストンベリーのヘッドライナーだって断定できるバンドがいないんだよ。だから、すごくがっかりしちゃうことになるんだよね。というのも、まだ力不足のバンドか、ノスタルジア・バンドか、そのどっちかにしかならないわけだからさ。なんか群を抜いててっぺんまで駆け抜けていくようなバンドがいないんだよね。そこがすごく残念だし、音楽はここ数年の間にものすごく右肩下がりになってきてると思うよ。ま、ポップ・ミュージックの話だけど」

トゥー・ドア・シネマ・クラブの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/two-door-cinema-club-there-are-no-new-festival-headliners/2517527554001

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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