エルトン・ジョンが今年の夏のツアーを中止にしたことで生じる損害に対して支払われる保険金は1千万ポンド(約15億4千万円)に及ぶと見られている。エルトンは盲腸炎に罹っていると診断され、7月12日にハイド・パークで予定していたライヴを含めたヨーロッパ・ツアーをすべて中止にすることを7月9日に明らかにしているが、その後エルトンは「生きているだけでも幸せで感謝しています」というコメントを発表している。『ザ・ミラー』紙によれば、エルトンは今回のヨーロッパ・ツアーで全14回の公演を予定していて、20万人にも及ぶ観客の動員を予定していたという。今回の中止で生じる払戻金などの損失はエルトンの保険金で肩代わりすることになるという。エルトンに近いさる関係者が次のように『ザ・ミラー』紙に語っている。「アーティストというのは興行の支払い義務に備えて保険に入っているものなんですよ。エルトンは興行業者がお金を取り戻してまたコンサートの準備ができるようにそのための保険に入っているんです。だから、その辺はすべて準備万端で、ライヴも再調整されることになるでしょう。自腹で全部まかなっている興行業者なんていませんよ。今回のエルトンに至っては付き合いの長い人たちも多いので、一部のフェスティヴァルの興行人にはエルトン自らお詫びの連絡を入れていたそうですよ」なお、エルトンのオフィシャル・サイトでは次のように発表されている。
「エルトン卿は今のところ、抗生物質による集中的な処置を受けていて、向こう数週間のうちに盲腸に炎症を起こしていた毒素が充分に減じられたと医師によって判断されたら、手術を受けることになっています」エルトンとしては秋にもツアーを予定しているので、それまでの回復を目指しているという。エルトンは9月4日にリーズ・アリーナ公演を予定していて、その後9月8日にはワイト島で開催されるベスティヴァルへの出演も予定している。(c) NME.COM / IPC Media 2013
