R.E.M.のピーター・バックはR.E.M.がファン・クラブの会員にのみ配っていた限定シングルを集めたボックス・セットをチャリティ・リリースとして考えていることを明らかにしている。
バンドは2011年に解散したが、BBCの取材に応えたピーター・バックはファン・クラブ用に1988年から11年まで毎年1枚制作していた2曲入りシングルをリリースしたいと明かしている。このファン・クラブ限定シングルはどれも6千枚しかプレスされてなく、無料でファン・クラブ会員に届けられているものだった。ピーターは次のようにこの限定シングル・ボックス・セットについてコメントしている。
「24枚くらい出したと思うから、50曲くらいはあると思うんだよ。いつか全部大きなボックス・セットとして集めてチャリティ・リリースとして出したいんだ。(シングルについては)こういう発想が好きだったんだよね。僕自身はビートルズ・ファン・クラブに入っていたことはないけど、毎年一度変なものが郵便で届くという思いつきが好きだったんだ。それでR.E.M.では毎年レコードを作ってたんだ。どれもすべて他ではリリースされたことのない音源だったんだよ」
なお、シングルに収録されたトラックにはクリスマス・ソングもどきの楽曲やカヴァー、コラボレーションなども含まれていたという。
また、ピーターは昨年自身のソロ作品『Peter Buck』を6千枚のみリリースしているが、この作品については次のように語っている。
「あのアルバムについては買ってくれたほとんどの人に直に会ったんじゃないのかな。でも、なんかね、そういうノリがすきなんだよ。今ぼくが取り組んでいるのはそういうレヴェルでの活動なんだ。まったくプロフェッショナルなものではないんだよ」
なお、ピーターはセカンドもすでに仕上げているといい、作品の内容はライヴでも披露していくというが、リリースについては次のよう説明している。
「クリスマスの前に出すかもしれないし、春頃になるかもしれないし。リリースはアナログのみで、インタヴューも、写真取材も、ヴィデオもないよ。ライヴはやるけど、それも散発的なものになるね」
なお、マイケル・スタイプは先頃R.E.M.の歌詞がジェイ・Zの新作『マグナ・カルタ…ホーリー・グレイル』に使われているのを喜んでいると表明していて、R.E.M.の"ルージング・マイ・レリジョン"の歌詞が"ヘヴン"に使われていることを次のように語っていた。
「ジェイのことは昔からよく知ってるけど、ジェイは超イケてるし、超足が地に着いてるし、超頭がいいし、超才能があるんだよ。ジェイに対してはその音楽的 な試みも含めて、最高の敬意を持っているし、ぼくたちの歌詞が使われたということで全員ものすごく楽しみにしてるし、すごい光栄なことだと思ってるよ」
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