モリッシー、自身のセクシャリティをヒューマセクシャルだと説明する

モリッシー、自身のセクシャリティをヒューマセクシャルだと説明する

10月17日に自伝『Autobiography』を出版したモリッシーは自身のセクシュアリティについて説明している。

自伝でモリッシーは30代の頃にジェイク・オーウェン・ウォルターズという男性と2年間の交際をしていたことを明らかにしているが、実際に恋愛関係にあったかどうかは明らかにしていない。ただ、モリッシーはウォルターズとの交際を通して「ようやく、ぼくにも誰かと一緒にやっていけるのだとわかり、永遠に変わらないかのように思えた『ぼく』という主語がこれまで生きてきて初めて『ぼくたち』というものに変わることになった」と綴っている。

その後、モリッシーは自身のファン・サイトのトゥルー・トゥ・ユーで、自分はホモセクシュアルではないという次のようなコメントを明らかにしている。

「残念ながら、ぼくはホモセクシュアルではありません。厳密に言うと、ぼくはヒューマセクシュアルということになります。ぼくはヒューマン(人間)に惹かれるのです。とはいえ、滅多にあることではないのですが」

コメントは10月19日付になっていて、モリッシーがサイン会を行ったスウェーデンで書いたものとなっている。

なお、クリスマスにかけてモリッシーの自伝はベストセラーになりそうな勢いで、書籍販売チェーンのウォーターストーンズの広報のジョン・ハウウェルズは次のようにAP通信に語っている。

「イギリスではモリッシーはアイコンのひとつですからね。音楽的なヒーローの80年世代のうちでも、これまで語られてこなかった最大の伝説ですから」

また、モリッシーの『Autobiography』はイギリスのアマゾンでベストセラーの1位となっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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