ザ・フー、2015年に50周年を記念した最後のワールド・ツアーを決行すると語る

ザ・フー、2015年に50周年を記念した最後のワールド・ツアーを決行すると語る

『トミー』のリマスタリング再発に伴うデラックス盤やスーパー・デラックス盤を11月27日にリリースするザ・フーは、2015年に結成50周年を記念するライヴ・シリーズを披露した後、ツアー活動をやめると明らかにしている。

ロンドンのハマースミスで行われたアルバム『トミー』のメイキングのドキュメンタリー作品『Sensation-The Story of the Who’s Tommy』の上映会に出席したピート・タウンゼントは『イヴニング・スタンダード』紙に対して、2015年のツアーでこれまでの50年間であまり訪れてこなかった国や地域を回っていきたいと次のように語っている。

「50周年記念には世界ツアーをやろうと思ってるんだ。これが俺たちにとって最後のデカいやつになるよ。まだやったことのない場所はたくさんあるからね。東欧やまだ俺たちのことを聴いてもらったことのない土地に行って、昔のヒット曲をぞんぶんにやるのもいいかと思うんだよ」

ザ・フーは昨年末から今年の夏にかけて1973年の『四重人格』の全曲ライヴをツアーとして行ってきていて、アメリカとヨーロッパを回ってきている。『四重人格』は69年の『トミー』に次ぐロック・オペラ作品といわれていて、1979年には映画化され、フィル・ダニエルズ、トーヤ・ウィルコックス、スティングらが出演した。
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